練習方法
ここでは私が経験的に学んだ、こうやったら効率的に上達する といった練習のコツのようなものをまとめたいと思います。一般的なものからかなり私の独自色が強いマニアックな練習方法まであります。どなたにも当てはまる練習方法と限らないかもしれませんが、ギターがある程度から上手くならずに行き詰った方や、どんな練習をしたらいいのかわからない初心者の方のヒントになればと思います。
なるべく立って弾く
日頃からなるべく立って弾く練習をしておきましょう。座って弾く姿勢に慣れてしまうと腕の振りなんかも座った状態に最適化されてしまいますし、指板の見える角度も座って弾く時とは違うため練習のようにうまく弾けないものです。(後述しますが座って弾くと指板を見て弾く悪いクセが付いてしまうのも良くないです)
指板を見ない
指板をのぞき込みながら弾く姿勢はあまり美しくないのと、ステージが暗くて見えない場合もあります。フレットの位置を確認する時は指板ではなく、ネックのサイドのポジションマークを見る習慣をつけるといいでしょう。
メトロノームを使う
単純にテンポを合わせる練習という意味合いもありますが、音源に合わせて弾くのではなく曲を弾くことでしっかり構成が頭に入っているか確認できます。
メトロノームに合わせて一曲弾けるくらい曲が頭に入っていれば本番でも記憶が飛んで構成がわからなくなってしまうようなことも減るでしょう。
メトロノーム使った練習をする準備としては、まずライブで演奏するナンバーのテンポをそれぞれの曲においてしっかり把握しておきましょう。
また上記に関連して、テンポを通常演奏よりも若干早めた練習をしておくのは効果的です。。
ライブ本番では練習よりテンポが速めになりがちです。アマチュアバンドでは顕著にそれが出ます。本番に限って弾き間違えたり、曲の構成を演奏中に忘れてしまったりというのはこのテンポが通常よりも早くなってしまうことに起因するところはかなり大きいと経験上感じます。
ランニング
これはランニングで体力を付けるということを意図しているわけではありません(笑)。
バッキングリフや16ビートカッティングにおいてはしなやかかで柔らかい手首の動きが要求されます。一般的な教則本としてははたきのようにひじから先を振れるようにとありますが、なかなか意識してギターを弾くだけでは上手くならないものです。
私は日頃からランニングをしています。ある時、走りながらたまたまひらめいた練習方法なんですが要はピックを持って走るという練習方法です。普通走る時って手のひらは特に意識してないと思いますし半開きな状態で特に力は入っていないのではないかと思います。
これがピックを演奏するときのように持って走るのって結構手首が疲れるんですよ。しかもギターを弾くとき以上にひじから先がは振りが大きくなるのでこの大きな振りの中でピックを落とさないように振り続けるのってある程度慣れないとしんどいわけです。要は通常ギターを弾くときよりも負荷がかかった状態でストロークするようなイメージです。
これは効きますよ!手首の振りを意識して走るのです。最初はどうしても手首が固くなってしまいますが、この状態でクネクネに手首が振れるようになればかなりカッティングも上達しているはずです。
体力も付いて一石二鳥ですね!
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