特殊な弾き方
ここではあまり教本には出てこない特殊な奏法を紹介したいと思います。
- オクターブ奏法
オクターブ違いの2音を同時に弾く奏法です。人差し指と小指で2音を押さえて他の音は人差し指と小指それぞれの腹でミュートして一気にダウンピッキングします。この弾き方でメロディーを弾くと独特のユニゾンメロディーになってここぞという時に効果的です。
- ピックスクラッチ
ハードロックでよく使われます。ピックのフチで巻き弦をこすって出す効果音になります。曲のエンディングのルート音を延ばす場面でよく使われると思います。ブリッジ側からヘッド側に向けて「ジャーッ」という音の加減を調整しながらゆっくりこするのがコツです。ゲインのかかりがよくないときれいなピックスラッチの音が出ません。
- ダブルチョーキング
ダブルチョーキングとは言っても実際にチョーキングするのは2本の弦の低い側だけになることが多いです。2つの音が重なっているところでチョーキングをかけることで独特のエレキ特有のうねりのあるハーモニーを出すことができます。ダブルチョーキングのパターンはいくつか決まっています。
- ネックベンド
マイケル・シェンカーがよくやる技です。ボディを右手で押さえてネックのヘッド側を左手で前側に押さえます。ネックを曲げることで音程をアームのように下げる技になります。アームを使うほどは音程は下がりませんがビブラート程度の効果なら簡単に出すことができます。あまり力を加えすぎるとネックを痛めるので無理は禁物です。
- ハーモニクス
左手は指の腹で弦に触れる程度でピッキングします。同じ音でもどの弦でそのハーモニクスを出すかでニュアンスは変わります。ゲインのかかり具合でハーモニクスの出しやすさが変わってきます。ハーモニクスで出した音をアーミングでビブラートをかけると独特の効果が出ます。
ワウ
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